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栽培ハウス作業/CO2供給量抑え空気室環境を改善/新日空ら 制御装置を開発
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>新日本空調とアースコンシャス(徳島市、青山恭久社長)は、CO2の局所施肥制御技術を活用した「CO2施肥制御装置 C-BRES(シーブレス)」を開発し、福島県立相馬農業高校に導入した。植物が生長するために必要なCO2濃度をコントロールし、少ないCO2で植物を生産しながら栽培ハウス内作業者の空気質環境を改善できる装置。各種センサーと制御を連携することでデータを収集しながらクラウドシステムで遠隔地からハウス内環境を確認し、制御内容を変更できる。
同装置は、タッチパネルを搭載した制御盤本体と、温度・湿度・CO2濃度・照度のセンサー、電磁弁、遠隔用ルーターで構成している。従来のようにハウス全体にCO2を供給するのではなく、植物近傍のみにCO2を供給することで、供給量を大幅に削減して作業者の空気質環境を改善する。また、各種センサーと組み合わせることで、施肥の時間や間隔を調整することもできる。
各種センサーで計測した環境データは制御盤本体に収集され、タッチパネルに表示される。インターネットを介して確認することもできるため、遠隔からの監視や制御も可能としている。
残り50%掲載日: 2021年3月18日 | presented by 建設通信新聞