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C・T型継手で床版接合/戸田建設 高速道路総研の性能証明合格/間詰時間を短縮、枚数も減
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>戸田建設は、道路橋の床版取替工事用に、C型とT型の金具をかみ合わせるプレキャスト床版の接合方法「すいすいC&T(キャット)工法」を開発した。100年相当の疲労耐久性がある接合方法として高速道路総合技術研究所の性能証明で合格した。
新接合方式は、大阪大の松井繁之名誉教授の指導を受けて開発した。先行床版に埋設したC型金具に、後行床版のT型金具を挿入し、間詰部にモルタルを充てんして床版を接合する。
間詰部が幅20mm程度の継手の接合部だけになり、プレキャスト床版を幅1.7mにまで拡幅できるため、設置作業や間詰め作業の時間を短縮できるほか、床版設置枚数を減らせる。
継手は、静的載荷試験で正曲げ・負曲げに対して従来どおりの性能を発揮することを確認しており、支点部や支間でも連続した床版の耐荷性能を発揮する。疲労耐久性も、NEXCOの「試験方法442」に基づく輪荷重走行試験で漏水が確認されず、規定の走行回数の4倍でも疲労破壊が起きなかった。
残り50%掲載日: 2021年3月31日 | presented by 建設通信新聞