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  • スコープ/日立システムズ/ドローン統合管理サービスに新機能追加

     ◇点検業務の効率化・精度向上支援

     

     日立システムズ(東京都品川区、北野昌宏社長)は、「ドローン(小型無人機)運用統合管理サービス」に土木構造物や建築物の点検業務を主な対象とした新機能を追加した。ドローンで撮影した2次元(2D)画像から構造物全体の3次元(3D)モデルをクラウド上で生成し、構造物の劣化箇所をひも付け管理できるものだ。さびやひび割れなどを撮影したデジタル写真画像をクリックするだけで、3Dモデル上に該当する位置が表示され、劣化箇所が構造物のどこにあるか瞬時に特定できる。

     

     機能を追加した同サービスでは、3Dモデル上での目印や拡大表示、コメントの追記なども行える。目視や経験を元にした劣化診断・分析と比べ、作業に要する時間を大幅に短縮し、点検・管理業務の効率化、精度向上を実現する。

     

     同社はセミナーや展示会を通して、建設コンサルタントや設計事務所、ゼネコンなどを対象に同サービス導入のメリットを訴求していく。

     

     建設業界では現在、国土交通省が現場の生産性向上を目指して提唱する「i-Construction」の推進に伴い、測量や橋梁、道路、ビルなどの点検業務でドローンの利用が急速に拡大している。日立システムズは、ドローン活用の広がりに対応し、機種の選定から操縦・撮影、撮影した画像の加工・分析、データの保管・管理、業務システムとのデータ連携までをワンストップで提供する「ドローン運用統合管理サービス」を16年に開始。今回、さらにサービスの充実を図るため、データ加工・診断機能を強化した。

     

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    掲載日: 2018年3月20日 | presented by 日刊建設工業新聞

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