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中央復建とフォーラムエイト/設計AIシステムの開発着手/VRで生産性と品質向上
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>中央復建コンサルタンツとフォーラムエイトは、CIMを意識した設計AIシステムの開発に着手した。フォーラムエイト社の既存ソフトを活用し、両社でAI技術を駆使したツールの追加開発を行う。2018年度中に橋梁の自動設計照査システムのプロトタイプを開発し、21年度までに実業務に適用する。
導入を予定しているのは、データ入力による設計図面の自動作成と設計基準や過去の事例のデータベース化を想定。設計成果チェック支援システムと連動させ、計算結果値のチェックや差異の警告を行う機能も付加する。
ツール開発では、フォーラムエイト社の2つのソフトを連動させる。各種CADデータや点群・地形データなどから3Dモデル(VRデータ)を作成できる「UC-win/Road」と、土木構造物設計時に重大な瑕疵の有無をチェックできる「設計チェック支援システム」を活用する。
開発するシステムは、土木構造物の設計について、データベースを活用した自動チェックによる設計ミス防止と設計計算・図面作成の自動化。構造設計業務の大幅な作業時間削減を図り、生産性と設計品質の向上につなげる。ビッグデータの利用や機械学習などの最新技術を導入する。
さらに今後は各種データや情報を活用し、地形や水位、土層情報などを含めた3D図面とリアルタイムに連携できるシステムのパッケージ化も視野に入れ、開発を進めていく。
残り50%掲載日: 2018年3月22日 | presented by 建設通信新聞