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  • U-blox/廉価に高精度GNSS測位/2周波対応のチップ発売

     スイスのGNSSチップメーカーu-blox(スイス・タルビル)は3月30日、東京都江東区の東京海洋大学で2周波対応のチップ・モジュール「F9」の発表会を開いた=写真。開発した製品は、GPS(全地球測位システム)、グロナス、ガリレオなど複数の衛星群に対応しているほか、L1とL5の2周波に対応し、計測精度誤差が3cm程度までの高い正確性を持っているのが特徴だ。一般的な2周波対応チップに比べて価格が安いことが予想されるため、今後ICT土工などでも広く使われる可能性がある。

     

     F9シリーズは、これまでのM8シリーズが1周波対応だったのに対し、2周波の衛星信号を同時に解析できるため、10秒程度で高精度な衛星測位が可能になる。

     

     またSSR方式といわれる基準点に依存しない形式の補正データに対応しており、日本が運用している準天頂衛星「みちびき」で配信が予定されている、センチメーターレベルの補強信号などもデコードできる。

     

     同社は昨年8月に、三菱電機やBosch、Geo++の4社で、マスマーケット向けの高精度GNSS(衛星測位システム)サービスを提供する「Sapcorda Services社」を立ち上げており、今後、センチメーターレベルの測位サービスをネットや衛星配信で提供する予定だ。

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    掲載日: 2018年4月5日 | presented by 建設通信新聞

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