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大成建設・T-ケーソンスキャナ/掘り残し土 即時に可視化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【ニューマチックケーソン工事/開口率計算まで4分で完了】
大成建設は、ニューマチックケーソン工事の堀り残し土量を可視化する技術「T-ケーソンスキャナ」を開発した。重機に搭載したレーザーセンサーを使い、ケーソン刃口周りの掘削形状を遠隔操作で計測することで、掘り残し土量を把握し開口率の算出まで約4分で完了する。掘削の進捗に伴う開口率の変動をリアルタイムに把握でき、安全で正確な施工管理を実現する。
これまでニューマチックケーソン工事では、ケーソン支持力の変動状況を管理するため、掘削、排土、沈下の一連の作業終了ごとに、作業員が作業室に入場し、掘り残し土の形状を測定することで開口率を算出していた。測定作業には作業室への入退出時の加減圧管理なども含めて数時間掛かるため、リアルタイムで開口率を把握することは困難だった。さらに高圧環境下の繰り返しの作業は作業員の健康障害の要因となる可能性もあった。残り50%掲載日: 2017年10月30日 | presented by 建設通信新聞