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  • YKKAPが未来モデル第3弾/AI搭載した執事ドア/20年の商品化目指す

     YKKAPは、AI(人工知能)や顔認証などの最先端技術を搭載した未来ドア『UPDATE GATE』のコンセプトモデルを打ち出した。玄関ドアがインターフェースとなり、出かける前に天候や交通の状況などを画像や音声で伝える執事的な役割を担う。2016年から展開する未来窓プロジェクトの第3弾モデルとなり、ドアは今回が初めて。25日の発表会で菅間信太郎執行役員副社長は「搭載技術を精査し、20年の商品化を目指す」と強調した。

     

     ドア両面に大型モニターを搭載し、外出時には天候、交通、スケジュールなどを提供し、帰宅時には対象者を把握しながら自動開閉する。日々の生活行動を学習し、利用者に応じた情報提供や開閉作業をドア自身が行う。未来窓プロジェクトを統括する事業開発部の東克紀部長は「家族のことを第一に考える執事のような玄関ドア」と説明した。

     

     扉サイズは幅910mm、高さ2301mmで、重量は150㎏。東京都渋谷区の同社ショールーム新宿に展示するプロトタイプには、ドア両袖FIXガラスに新断熱素材「エアロゲル」入りの高性能トリプルプロガラスを取り入れるなど、製品オプションも未来を先取りする。

     

     現在のコンセプトモデルは最先端技術をできる限り詰め込んだ状態であるため、 機器類への振動やモニターの熱対策などの具体検証を進めながら、 商品化を目指す。ターゲット価格は現時点で電気錠ドアの1.5倍以上に設定。同社は引き続き未来窓プロジェクトの新モデルを発表する計画で、 マンション開口部も含め検証を進めている。

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    掲載日: 2018年4月26日 | presented by 建設通信新聞

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