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JACIC/3次元データ共通基盤構築へ/一貫サービス、19年度提供
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本建設情報総合センター(JACIC)は1日、i-Constructionにおける3次元モデルデータのプラットフォーム『JACICクラウド』の構築に着手すると発表した。2018年度から取り組む「JACIC“i-Con”チャレンジ戦略」の中核事業としてCIMやi-Conでの3次元モデルの活用環境を向上させ、建設生産性改革に貢献する。19年度の試行を目指す。 JACICクラウドは、多様な関係者による3次元モデルやデータの共有化を可能にし、測量・調査、設計、施工、維持管理の建設生産プロセス、契約、電子納品、保管の事務・契約プロセスで一環したサービス提供を可能にする。国交省の電子納品・保管管理システムを活用した成果品の検索や、コリンズ・テクリスなど既存サービスの向上にもつなげる。
3次元モデルを使った「社会基盤クラウド」の構築も目標に掲げ、3次元でまち全体を再現するバーチャルシティや地下埋設物管理モデルの実装による地下空間の可視化なども視野に入れる。
地震や津波などのシミュレーションモデルと組み合わせた解析の実装化も検討していく。
3次元モデリングだけでなく、IoT(モノのインターネット化)やAI(人工知能)により業務マネジメント分野も含めて改革する「現場まるごとi-Con化」、従来のCIMチャレンジ研修の普及促進、発注者CIM研修なども展開。テーマごとにプロジェクトチームを設置し、20年を目標に戦略を進める。
残り50%掲載日: 2018年5月2日 | presented by 建設通信新聞