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  • ピーエス三菱ら/RC劣化 安価に検知/チタンワイヤセンサー開発設置作業も簡略化

     ピーエス三菱と金沢大学を中心とする4大学は、塩害によるコンクリート構造物の劣化を経済的に検知できるチタンワイヤセンサーを開発した。従来技術はセンサーをケーシング内部に設置後、アルカリ電解質を充填するが、新技術はケーシングを使用しないために材料費の削減、製造にかかる費用の削減を可能とした。構造を簡素化することで、従来品の20分の1程度の価格に抑えることができるとしている。

     

     チタンワイヤセンサーは、直径が3mmで、長さが50-1000mmと自由に設定でき、広範囲な検知を可能とした。また、センサーの設置については、従来の技術はコンクリートの大きなはつりを伴っていたが、今回の技術は小さなドリル孔で十分に対応でき、設置作業の簡略化により容易な作業とした。

     

     今後、同社の関連会社に製造を依頼し、チタンワイヤセンサーを広く普及させていきたい考えだ。

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    掲載日: 2018年6月5日 | presented by 建設通信新聞

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