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  • 清水建設が4年連続トップ/ゼネコン60社対象引用特許数ランク/パテント・リザルト

     特許分析会社のパテント・リザルト(東京都台東区)がゼネコン60社を対象にまとめた引用特許数のランキングによると、清水建設が4年連続でトップとなった。特許の審査過程で他社特許への拒絶理由として引用された件数を集計したもので、引用件数が多いほど他社に先駆けた技術を開発しており、清水建設は2017年の1年間で同業他社などから470件が引用された。2番手は313件の大成建設、3番手は311件の鹿島だった。

     

     清水建設の最も引用された特許のうち、現在権利が継続している特許は「ベッドからの転落や室内での転倒などの危機的状況を認識し通報を行うシステム」「照明や空調などの環境調整装置の制御」「ユニット型データセンター」に関するもので、それぞれ後発の特許3件の審査過程で拒絶理由として引用された。同社の特許に影響を受けた件数が多いのは竹中工務店の44件が最も多く、大林組、鹿島と続く。

     

     2番手の大成建設は「空調設備の適切な運転・制御を支援するための空調環境モニタリングシステム」で4件の引用があった。鹿島はJXTGエネルギーとの共同保有である「既設コンクリート構造物の補強構造」を始め4技術で、それぞれ3件の引用があった。

     

     4番手は304件の大林組、5番手は286件の竹中工務店となっており、大手5社の技術は同業他社へのけん制力が大きくなっている。

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    掲載日: 2018年6月20日 | presented by 建設通信新聞

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