建設技術者向けNEWS

　福井コンピュータホールディングスの連結子会社である福井コンピュータアーキテクト（福井県坂井市、佐藤浩一社長）は、プランニングと見積業務のスピードアップで建築業務の生産性向上を支援する３Ｄ建築ＣＡＤシステム「ＡＲＣＨＩＴＲＥＮＤ　ＺＥＲＯ　Ｖｅｒ・５」を７月１８日に発売する。

　ＡＲＣＨＩＴＲＥＮＤ　ＺＥＲＯ　Ｖｅｒ・５は、提案プランの仕様を確認しながら見積数量が一目で把握できるようインターフェースから見直した。さらにリフォーム工事の図面作成・見積を支援する新機能の搭載、自社オリジナルの拾い基準や図面表記への対応を強化し、見積業務のスピードアップだけでなく、社内の積算ノウハウの蓄積と標準化を支援する。このほか、プラン検索機能の強化、３Ｄカタログ・ｃｏｍとの連携機能強化など、新築からリフォームのプランニングのスピードアップと効率化を実現するさまざま機能を搭載した。また、システムを６４ビット対応とし、大容量データもストレスなく扱えるようＣＡＤプラットフォームを強化した。

　価格（税別）は、基本プログラムが８０万円から。主なオプションプログラムは「手間なし積算」と「見積書作成」がいずれも２０万円。主なサービスは「建材・設備と住まいの３Ｄシミュレーションサイト『３Ｄカタログ・ｃｏｍ』」がＡプラン月額２０００円・年額２万４０００円、Ｂプラン月額３５００円・年額４万２０００円。