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関西ペイント/防食塗料のラインアップ強化/配管、鋼構造物用、19年から本格販売
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>関西ペイントは、防食塗料のラインアップを強化する。石油精製や化学プラントの配管の腐食対策耐熱塗料「サモスター配管用」と、鋼構造物の塗り替え塗装向けさび止め塗料「ルビゴール」を新たに発売する。いずれも7月からモニター販売を始め、2019年から本格販売する。
サモスター配管用は、配管を覆う保温材の下に水が侵入することで発生する配管外面の腐食を防ぐ。ラインアップは2種類を用意。フェノールエポキシ樹脂系耐熱塗料のサモスター配管用Eは配管温度が100-200度の設備向けとなっている。
サモスター配管用Sは特殊シリコン樹脂系耐熱塗料で、配管温度がマイナス185度から650度の設備に耐用する。国内ではこうした配管の局部腐食を防ぐコーティング材の実績が少ないため、同社は各学会や協会に効果を訴えていく。
定価(税別)はサモスター配管用Eが18㎞セットで4万7088円。サモスター配管用Sが同8万8326円。7月25日からのモニター販売を経て19年4月の本格販売を予定しており、年間2000万円の売り上げを目指す。
ルビゴールは、プラントなどの鋼構造物の塗り替え塗装向けで、さび面に塗装できる。業界で初めての腐食電流を抑制する仕組みで、さび面に塗装しても従来塗料と同等の防食性を実現する。これまでの重防食塗装で必要だったさびや塗膜の除去といった素地調整が不要で費用削減にもつながる。
水性塗料で環境に優しく、旧塗膜との密着性も高い。積算価格は16㎞セットで6万9872円(税別)。7月6日からモニター販売し、19年12月に本格販売する予定。
残り50%掲載日: 2018年6月25日 | presented by 建設通信新聞