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明電舎/保守メンテにAR/効率化と確実性を確保
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>明電舎と子会社の明電エンジニアリングは、設備の保守メンテナンスにAR(拡張現実)を導入する。作業の効率化と確実性の確保、ノウハウを継承していく。主な導入予定先は明電エンジニアリングが保守メンテナンスを請け負っている顧客となる。
PTCジャパンのAR技術を使用し、技術継承の課題や老朽化設備の増加によるメンテナンスの必要性が高まる中、効率的なメンテナンス作業を実現するための課題を克服する。
設備の運転員などが行う日常点検時は、ARにより点検個所に内容を重ね合わせて表示することで、メンテナンス熟練者と同等の点検を行うことが可能となる。
専門家が行う定期点検時は、リアルタイムの稼働データを重ねることで、稼働状況を確実に把握した作業を行う。また、設備の諸元や図面・点検履歴などの情報を重ねて表示することで、点検対象の各種情報を参照でき、確実性を高める。さらに分解点検時には、3Dアニメーションで手順が表示される。
同社は、IoT(モノのインターネット)センサーで設備を常時監視しているものの、システムから異常が通知された場合は、クラウドで表示される情報に基づいて一時調査を行う。そこで異常の原因が特定できない場合は、設備の運転員とともに異常の特定を進める。その際、現場で運転員が対象設備にタブレットをかざして、状況を共有しながら異常原因の特定を進めるが、遠隔地にいるメンテナンス専門家のノウハウなどを反映しやすい状況をつくることで作業の確実性や効率性を高め、素早い復旧につなげることができるという。
残り50%掲載日: 2018年7月13日 | presented by 建設通信新聞