当サイトについて 採用ご担当者様
会員登録はこちら 求人検索

建設技術者向けNEWS

建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!

  • 売上高 全社2桁増/国内需要減も中国など伸長/建機大手4社の第1四半期決算

     建機メーカー大手4社の2019年3月期第1四半期決算が1日に出そろった。日本国内では2017年9月に施行された新排出ガス規制に伴う駆け込み需要の反動減などの影響があり下落傾向となったものの、引き続き建機需要が旺盛な中国や北米などが伸び、全社が2桁増の増収を示した。利益面でも全社が大幅な増加となった。通期予想は3社が据え置き、コベルコ建機が上方修正した。

     

    964建機メーカー4社の2019年3月期第1四半期業績

     

     日本国内の売上高を見ると、新排出ガス規制の駆け込み需要の反動減によるレンタル向けの需要の落ち込みなどがあり、コマツは7.6%減の639億円、日立建機は2.4%減の394億円と前年同期実績を下回った。

     

     一方、住友重機械工業の油圧ショベル全体の売上高は30.2%増の530億円となり、国内市場は中古販売や整備などでの売り上げが反動減をカバーし、13.1%増の129億円と増加した。

     

     引き続き、インフラ投資が旺盛な中国市場での売上高は、公表している3社が前年同期実績を大きく上回った。コマツは前年同期より需要の伸び率は鈍化したものの、31.9%増の505億円と大幅に伸びた。

     

     日立建機は21.5%増の321億円、住友重機械工業は44.1%増の147億円とそれぞれ2桁増となった。

     

     通期予想は、コマツ、日立建機、住友重機械工業の3社が前回予想から据え置いた。コベルコ建機は中国の油圧ショベルの販売台数が増加傾向にあるため、通期の業績予想を上方修正し、 売上高は前回予想と比べ6.4%増の4100億円、 経常利益は14.2%増の240億円としている。

    残り50%
    ログインして続きを読む 会員でない方はこちらよりご登録ください

    掲載日: 2018年8月2日 | presented by 建設通信新聞

前の記事記事一覧次の記事