建設技術者向けNEWS

建設産業専門団体連合会（建専連、才賀清二郎会長）会員団体九州支部長らと九州地方整備局の第１８回意見交換会が２０日、福岡市で開かれた＝写真。建専連側は週休２日制の実現に向けた実効性のある施策を要望。社会保険等未加入対策に関連して元請業者が法定福利費の支払いを拒否するケースがあるとして建専連側が早急な対策を求めたのに対し、九州整備局は実態調査などを通じて対策を強化するとした。

　開会に当たり才賀会長は週休２日制や長時間労働の是正など働き方改革の取り組みについて民間工事での実施が課題とし「官民挙げて取り組まないと建設業界は変わらない」と述べた。小平田浩司九州整備局長は「担い手不足が懸念される中、労働環境の改善は極めて重要な課題。働き方改革をしっかりと進め、次世代の担い手に技術・技能を着実に伝承していくことが重要だ」と話した。