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中大規模木造建築の実現/3時間耐火構造を開発/熊谷組 大臣認定取得目指す
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>熊谷組は中大規模木造建築の実現に向け、独自の3時間耐火構造を開発した。従来よりも「燃え止まり層」を薄くし、柱の断面を小さくすることができる。
住友林業との業務・資本提携を開始した熊谷組では中大規模木造建築物を始めとする木化・緑化関連建設事業を新たな市場に位置付けている。17日の会見で技術本部の永田尚人執行役員本部長は「今後、研究開発分野でも両社は連携を進める方針で、木材を使用した耐火や遮音は1つのテーマになる」と語った。
熊谷組が開発した3時間耐火構造は、燃え止まり層に「石膏ボード」と「断熱耐火パネル」を積層し、一般的に使用されている石膏ボードだけの積層より厚さを薄くすることに成功した。既に民間耐火炉試験で1時間耐火と3時間耐火の基本性能を確認しており、今後は公的機関の試験を実施し、まずは1時間耐火の大臣認定を取得する予定だ。
残り50%掲載日: 2017年11月20日 | presented by 建設通信新聞