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竹中工務店とHEROZ/AIに構造学習/作業の7割削減目標
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>竹中工務店とHEROZ(東京都港区、林隆弘社長)は、構造設計業務を支援するAI(人工知能)システムの開発に着手した。これまでに蓄積した構造設計のノウハウをAIに学習させることで、品質確保や生産性向上を進める。2020年までに深層学習によりシステムを改善し、自動設計やシミュレーションの自動化などで活用を始め、構造設計のルーティンワークの7割削減を目指す。
竹中工務店が01年から構造設計の全段階で活用している自社開発の構造設計システム「BRAIN」のデータをHEROZのAI技術による「HEROZ Kishinプラットフォーム」が学習し、設計業務を支援する。18年までに構造担当者がノウハウを活用できるシステムのプロトタイプを構築し、活用することで改善を図る。
8月31日には関係強化や開発促進のためHEROZの発行する新株予約権付社債の引き受けを行った。
竹中工務店では建物のライフサイクルの各段階でAIの活用を進める。施工計画や生産管理業務の支援では、施工計画の変更、短縮要請に対してBIMデータを基にしたAI技術により、作業員調達や人員配置などの過去のデータに基づいて効率的な対策案を提示するシステムを構築する。ビル管理にもAI技術を導入し、建物維持管理データによるFMソリューションなどを展開する。
残り50%掲載日: 2017年11月20日 | presented by 建設通信新聞