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土木学会全国大会・14テーマで研究討論/ロボット技術展開など
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>土木学会(小林潔司会長)は8月29日、札幌市の北海道大学などで開いていた全国大会の研究討論会で、インフラメンテナンスへのロボット技術の展開や公共事業での木材利用など14件をテーマに参加者と意見を交わした。
メンテナンスへのロボット技術の展開では、修繕や維持作業に着目して現状と技術の導入事例、導入に当たっての課題を報告し、ロボット化が必要な分野と人による作業が必要な分野のすみ分けを解説した上で、導入の必要性と今後の展望を議論した。
公共事業での木材利用では、潜在的な需要があるものの、使用量が十分とは言えない状況にある土木分野での利用促進に向けた課題などについて意見交換した。
また、極端災害事例から学ぶ気候変動適応の課題についても話題を提供し、頻発する豪雨災害の事例から適応策の考え方や治水のあり方を議論した。
研究討論会のテーマは次のとおり。
▽2016年熊本地震が突き付けた課題(地盤工学委員会)▽土木を変える~ポスターセッションで振り返る若手PUの3年間~(企画委員会若手パワーアップ小委員会)▽公共事業における木材利用(木材工学委員会木製建設資材に関する研究小委員会)▽膨大な点検データと性能評価の齟齬(そご)をどうする!(複合構造委員会複合構造物の構造検査と性能評価に関する研究小委員会)。
▽極端災害事例から学ぶ気候変動適応の課題(水工学委員会)▽土木工学におけるスーパーモデリングの可能性(応用力学委員会)▽維持管理・更新・マネジメントに関わる新技術の開発と活用拡大を考える(土木学会SIPインフラ連携委員会)▽気候変動環境下における北海道の地盤災害対応と社会基盤整備(地盤工学委員会)。
▽インフラメンテナンスへのロボット技術の展開~修繕工事の生産性向上~(建設用ロボット委員会)▽生産性および品質向上のためのコンクリート工学をめざして・その2(コンクリート委員会)▽大都市中心部における地下空間の果たす役割~札幌中心部エリアネットワークの現状と将来展望~(地下空間研究委員会)。
▽環境システム研究の社会実装に向けて~北海道の地域循環共生圏とは(環境システム委員会)▽土木と観光in北海道(土木計画学研究委員会)▽準天頂衛星がみちびく土木・測位の未来(土木情報学委員会)。
残り50%掲載日: 2018年9月3日 | presented by 建設通信新聞