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国交省/3Dデータ流通・利活用へ環境整備/オンライン電子納品システム構築へ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は直轄の業務や工事、維持管理を対象に、3次元(3D)データの流通・利活用に向けた環境整備に取り組む。オンライン電子納品された成果品を検索・取得する機能、クラウドを活用して情報共有する機能を備えた流通・利活用システムを検討・開発。データの収集・蓄積だけでなく、公文書として保管・管理する仕組みづくりも進める。関係者間でのオープンデータ化に向けた検討を推進する。
国交省は3Dデータを建設生産・管理プロセス全体で一元的に情報共有できる環境を実現するため、「オンライン電子納品システム」に、検索・取得などの機能を追加した「電子データ流通・利活用システム」を検討・開発する方向性を示した。
17年度に直轄工事で導入しているASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)を利用した情報共有システムを3Dデータ対応に改良。併せて直轄業務の情報共有システムも構築した。設計や施工の各段階で関係者が3Dデータを共有しながら事業を実施する環境を整えた。
18年度は工事、業務でオンライン電子納品を試行。真正性・保存性などの確認方法、データの確認方法・保管方法といった機能要件を整理する。各段階のデータをつなぐ電子納品システムを19年度にも構築する。
納品された電子成果品を検索・ダウンロードする機能、クラウドを活用した情報共有機能を追加するために必要な要件などの検討・整理も進める。オープンデータ化については、関係者にIDを付与して管理する考え。オープンするデータやアクセス権限などについて検討する。
収集・蓄積するデータの格納場所や管理方法などを整理するとともに、電子データ形式による公文書の管理規定に基づく保管・管理についても検討する。
残り50%掲載日: 2018年9月5日 | presented by 日刊建設工業新聞