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大建工業/輻射パネル使用の冷暖房床システム開発/床面から自然な涼と暖
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大建工業は7日、輻射(ふくしゃ)を利用した全空気型冷暖房システム「ユカリラ」の全国販売を開始したと発表した。エアコンの風を壁内に設けたダクトから床下パネルに送り、床面から自然な涼しさと暖かさを与える。広い部屋や天井の高い空間でも温度を均一に保つことができ、肌の乾燥やほこりの巻き上げ防止にもつなげられる。
販売するのは、エアコンの空気を床に送り込む冷暖房システム。同システムの販売を目的に設立したN・SET(広島市佐伯区、入来院昌彦社長)が開発した。
床材は、金属板と溝のあるパネルを一体化させた「輻射パネル」を使用する。床から冷たい空気や暖かい空気を伝達するため、急激な温度変化に伴う体への負担が少なくて済む。
壁や間仕切りの有無に関係なく、1台のエアコンで複数の部屋を賄うことが可能。温度設定も夏場であれば28度、冬場は20度と電気代の節約にも効果があるという。
床材にフローリングやカーペット、畳などを使用できるため、部屋の雰囲気が変化することもない。
価格は、1平方メートル当たり6万2000円(材工費込み)。18年度中に3億円程度の売り上げを見込む。
残り50%掲載日: 2018年9月10日 | presented by 日刊建設工業新聞