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eスポーツ拡大に期待/清水建設の井上社長/AMDシンポで
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>デジタルメディア協会(AMD、襟川惠子理事長)の主催によるシンポジウム「激闘eスポーツ!-世界をめざす新産業 日本の挑戦」が13日、東京都千代田区のベルサール神田で開かれた。清水建設の井上和幸社長がプレゼンテーションし、建設業界の3Dモデルの活用の拡大、現場作業のロボット化などを例に挙げながら「当社はeスポーツとかかわるところが意外に多いと認識し始めたところだ。これからのeスポーツの拡大・発展を大いに期待している」と語った=写真。
昨今、社会の認知が進みつつあるeスポーツについて、国内市場発展に向けた知見と手掛かりを得るために開催した。「市場を生みだすビジネス戦略」をテーマにプレゼンテーションした井上社長は、建設業界で以前からコンピューター・グラフィックスの活用が進んでおり「いまではBIMと呼ばれる3Dモデルの活用が急速に広がっている」と紹介した上で「建設業の3D技術を応用して、自分が住んでいる街をゲームの舞台や背景に取り込むことも可能だ。設計者とゲームデザイナーとの間で、コンテンツの共同利用が期待される」と将来を見据えた。
また、生産現場の人手不足問題に対応するため、ロボットと人間が現場でコラボしながら工事を進めていく次世代型生産システム「シミズ・スマート・サイト(Shimz Smart Site)」を開発したとし「将来の建設現場はロボットが活躍する場面が増えるだろう。複数のロボットをマネジメントし、操作をしていくことは、次世代の建設業にとっては重要な技術だ」とし、「チーム一丸となってミッション達成のために、知恵と技術を出し合うeスポーツと共通するものと考えている」との認識を示した。
引き続き、パネルディスカッションが行われ、パネリストとして井上社長のほか、住田孝之内閣府知的財産戦略推進事務局長、松下浩一大和証券副社長、中村伊知哉慶大大学院教授(AMD参与)が登壇し、意見を交わした。
残り50%掲載日: 2018年9月18日 | presented by 建設通信新聞