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  • 昭和飛行機/電動アシスト台車を販売/最大1000㌔まで積載可能

     昭和飛行機工業は10月17日、電動アシストキャリアカー「LUXST(ラクスト)」シリーズの販売を開始した。人の動きに合わせて電気モーターで動作を補助し、重量物を1人でも簡単に運搬することができ、スロープなどにも対応可能となっている。最大積載量600㎞の「LUXST」と最大積載量1000㎞の「LUXST-1000」の2種類で、価格(税別)はそれぞれ88万円と128万円。

     

     同製品は240Wモーターで荷物の運搬をアシストするもので、ハンドル内のゆがみセンサーが人の操作を関知して進みたい方向や速さに比例してモーターを駆動させる。操作は主電源キーとアシストボタンをオンにしてからハンドルを握って押すだけと非常に簡単。免許や資格などは必要とせず誰でも使用できる。

     

     ハンドルのレバーを握ることで電磁ブレーキが解除され、アシスト機構が作動する。前進・後退の切り替えスイッチやスピード調整アクセルなどもなく、手を離せばすぐにブレーキがかかり自動停止するため、誤動作などの事故を軽減できる。

     

     2018年初頭から複数の建設会社の協力の下、実際の工事でモニタリングを実施している。現場では300㎞の荷物を積載したラクストを高齢の作業員が1人で操作して5度の傾斜を移動できるなど、効果が確認されている。

     

     長澤信介理事開発推進部長は、「電動アシストに関する商品開発・提供は約4年前から始めているが、特定のユーザーの要望に応える限定的なものだった。働き方改革で高齢者や女性の社会進出が進む中で、私たちが培ってきたアシスト技術を広く役立てたい」と語った。

     

     今後は、今回発売した2種を基本モデルとして、ユーザーの要望を取り込んでさらなる改良を進めていく。

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    掲載日: 2018年11月9日 | presented by 建設通信新聞

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