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  • 東急電鉄ら/渋谷スクランブルスクエア第II期計画/東京五輪後に既存解体着工

     東京急行電鉄とJR東日本、東京メトロの3社は、東京都渋谷区の渋谷駅直上で推進する総延べ床面積約27・6万平方メートルの大規模複合開発「渋谷スクランブルスクエア」のうち、第II期(中央棟・西棟)の建設に向け、2020年東京五輪・パラリンピック後に既存建物の解体に着手する。解体完了後、本体工事に着手し、27年度の完成を目指す。工事が先行する第I期(東棟)は月内に上棟する見通しで、19年秋に開業する。=1面参照

     

     渋谷スクランブルスクエアの計画地は渋谷2の23ほか(敷地面積約1万5300平方メートル)。敷地内の東急百貨店渋谷駅・東横店を核とする場所に第II期の中央棟と西棟を整備する。建物は中央棟が地下2階地上10階建て、西棟が地下5階地上13階建ての規模。総延べ床面積は9万5000平方メートルを想定する。

     

     東急東横線の旧渋谷駅駅舎跡地などでは第I期の東棟を建設している。建物規模は地下7階地上47階建て延べ18万1000平方メートル。高さは渋谷エリア最高の約230メートルとなる。

     

     展望施設と産業交流施設、商業施設、オフィスを配置。目玉施設の「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」は地上14階の屋内展望エリアと45階~屋上の展望エリアで構成。屋上展望空間は国内最大級となる2500平方メートルの広さを確保する。360度が見渡せ、眼下のスクランブル交差点のほか、富士山や東京スカイツリーなどの眺望が楽しめる。

     

     15階に産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」を配置。イベントスペースを設けるほか、独自のプログラムや大学との連携で新たな価値の創造とクリエーティブな人材の育成を目指す。地下2階~地上14階に都市型商業施設、オフィスを地上17~45階に導入する。

     

     渋谷スクランブルスクエアの設計は日建設計・東急設計コンサルタント・ジェイアール東日本建築設計事務所・メトロ開発JV、デザインアーキテクトは日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所が担当。東急建設・大成建設JVが施工している。

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    掲載日: 2018年11月16日 | presented by 建設通信新聞

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