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エコ・24/ロックウール補修に効果/エコベストrootsV本格販売を開始
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>エコ・24(東京都港区、波間俊一代表取締役)は、劣化した吹き付けロックウールの維持、補修に優れた効果を発揮する含浸固化剤「エコベストrootsV(ルーツ・ファイブ)」を開発し、本格的な販売、施工を始める。
ルーツ・ファイブは、▽粒子が細かく浸透性が高い▽最深部まで薬液が含浸し付着性が向上する▽不燃材料試験をクリアしている▽消臭効果がある▽ウレタン系の材料のため追従性に優れクラックが入りにくい--などといった特徴がある。経年劣化した吹き付けロックウール対策に悩む建築物オーナーの窮地を救うツールとなる。
近年、娯楽施設や商業施設、高層マンションの駐車場の天井や梁などに吹き付けられたロックウールが経年劣化によってはく離し、車両が傷つくなどユーザーからクレームが寄せられるといった事例が増えている。従来の対処法として一般的なクリア塗装では、追従性が良くないことから黄変やクラックが発生し、処理前より見栄えが悪くなる場合もある。
さらにロックウールの健康被害について、日本や米国では「発ガン性なし」とされているが、EU(欧州連合)では1997年に「発ガン性の可能性あり」とされるなど、見解が分かれている。環境意識や健康意識の向上に伴い、対策を強化する必要性も高まっている。
エコ・24は、国内唯一のアスベスト無害化処理工法(CAS工法)を保有。アスベストを人体に対して無害化する飛散防止剤「エコベスト」のメーカーでもある。これまでの工事で培ってきたノウハウを生かし、高い固着性と優れた耐火・耐久性、消臭性を併せ持つルーツ・ファイブを開発した。
施工に当たって特殊な機械は不要。通常の塗布機器で施工できる。
既に、商業施設のオーナーやゼネコンからの問い合わせが増えている。同社は対象建築物が極めて多いことから、代理店募集も行い、ルーツ・ファイブを広く販売し、全国的に対応する体制を整備していく方針だ。
残り50%掲載日: 2018年11月20日 | presented by 建設通信新聞