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  • 亀山電機ら/ベルコンの破断予防/2019年度、サービス提供

     亀山電機とキヤノンITソリューションズ、toor、サイバネットシステムの4社は、ベルトコンベヤーのベルトの状態を2Dと3Dのカメラで撮影して、正常運転時との変化を可視化し、故障につながる予兆をいち早く検知する予防保全システムの実現可能性検証を実施する。故障予知保全サービスを2019年度から亀山電機が開始する予定。

     

     ベルトコンベヤーは、製造業だけでなく、トンネルのズリ出しなど建設業でも使用する場面が多い。メンテナンスは、現場担当者が目視で確認するものの、ベルトの破断などの故障が発生すると大きな工程遅れにつながる。

     

     4社は、温度や振動などのセンサー情報と2D・3Dカメラの画像データをIoT(モノのインターネット)で収集し、200以上の多変量データをクラウド上に統合して、機器全体の稼働状況をふかんできる新しいMAP化手法を取り入れた。故障につながる予兆を検知すれば、担当者のモバイル端末に通知する。

     

     実現可能性検証では、亀山電機が、データ集約やMAP化、画像解析技術を組み合わせた遠隔監視・操作、予知保全のIoTシステムを提案する。キヤノンITSは、モデルMAPを作成するためのIoT技術の1つとして、対象物に合わせた2D・3Dカメラ撮像制御技術、取得データの特徴量抽出処理手法を提案するほか、画像の特徴量やセンサー情報の分析に適したクレンジング技術でデータ化を支援する。

     

     toorは、ビッグデータ解析エンジンを提供する。サイバネットは、正常稼働状態のMAPを作成し、MAP上に現況のデータをプロットして正常時と比較するシステムを担当する。

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    掲載日: 2018年11月28日 | presented by 建設通信新聞

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