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  • 遠隔制御ロボ/ベンチャーに出資/前田建設 自律型の開発協力

     前田建設は、遠隔制御ロボットを開発するベンチャー企業「Telexistence」(テレイグジスタンス社、東京都港区・富岡仁代表取締役CEO)に出資した。建設作業の生産性向上や社会インフラの点検、補修作業の効率化のための技術として早期実用化を目指すとともに、自動で認識・判断して実行する自律型の作業ロボットの開発にも協力する。

     

     出資対象社の社名でもあるテレイグジスタンスは、「遠隔のロボットを人間の分身として利用し、人間を時空の制約から解放しようとする概念」としており、1980年に東京大学の舘●(日に章)名誉教授が提唱した。人間型のロボットメカニズム、制御、視覚、聴覚、触覚のセンシング、人間の運動計測、人間への視覚、聴覚、触覚提示、データ転送などの要素技術は、ロボット工学やバーチャルリアリティー、通信、ヒューマンインターフェース、認知心理学など多岐にわたる知識・技術・ノウハウが基礎となっている。テレイグジスタンス社は、これらのさまざまなテクノロジーを駆使した遠隔制御ロボットに関する高い技術を保有している。

     

     前田建設は、ベンチャー企業に出資する独自の仕組みとして「MAEDA SII」を2015年に立ち上げており、今回が8件目の案件となる。

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    掲載日: 2018年11月29日 | presented by 建設通信新聞

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