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トプコン/広範囲にRTK観測/GNSS受信機にデジタル無線搭載
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>トプコンは、現在運用されているすべての衛星測位システム(GNSS)の信号に対応したフルスペックのアンテナ一体型GNSS受信機『HiPer HR』に、デジタル無線機の内蔵モデルを追加発売した=写真。通信コストをかけずに従来より広範囲のRTK(リアルタイム・キネマティック)観測を可能にした。
今回、免許不要、通信費不要のデジタル無線を内蔵したことで、外部に無線機を接続することなくシンプルなスタイルで広範囲のRTK観測を行うことができる。マルチGNSSにおけるすべての衛星データを送受信する大容量通信モードを搭載し、障害物のある場所でのFix率が格段に向上させた。
ことし3月に発売したHiPer HRは、米国のGPS、ロシアのGLONASS、日本の準天頂衛星(QZSS)、中華人民共和国のBeiDou、EUのGalileoといったマルチGNSSに対応する。
主な特徴は、9軸MEMSを採用し、本体の向きと姿勢を常に監視する新開発のTILT機能を搭載。特にRTK観測時にポールの傾きをリアルタイムで補正したり、手元にあるデータコレクターに電子気泡管を表示し、効率かつ正確なRTK観測を行うことができる。
受信可能な衛星測位システムや衛星数が増加することで、いままでは観測に不利であった環境下であっても、RTK初期化時間の短縮や測位率の向上、精度の安定化などに効果を発揮する。
残り50%掲載日: 2018年12月7日 | presented by 建設通信新聞