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大林組/低炭素型コンクリで排出権/J-クレジット制度を活用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大林組は、オフィスビルに低炭素型コンクリート「クリーンクリート」を適用したことで削減したCO2排出量が経済産業省と環境省、農林水産省が運用する「J-クレジット制度」でクレジット(排出権)の認証を受けたと発表した。低炭素型コンクリートの適用によるCO2排出削減量でクレジットを取得したのは「国内初」(同社)としている。環境貢献活動に活用できるクレジットを取得できる方法としてクリーンクリートの普及を目指す。
クリーンクリートは、高炉スラグ微粉末などを使ってCO2排出量を大幅に削減できる。自社施設や東日本大震災復興事業など、これまで延べ16万m3の実績を積み上げてきた。ただ、一般的なコンクリートよりコストが高い点が普及・展開の障壁となっていた。
そこで、グループ会社の大林星和不動産が発注したオフィスビル「oak神田鍛冶町」(東京都千代田区)でクリーンクリートを使用。一般的なコンクリートをクリーンクリートに置き換えたことによるCO2排出削減量555tが、政府の「J-クレジット制度」でクレジットとして認証された。
クレジットは事業主がカーボン・オフセットなど環境活動に活用できるため、クリーンクリート適用によるコスト増の抑制につながると考えている。
残り50%掲載日: 2018年12月21日 | presented by 建設通信新聞