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1月26日に発進/外環関越~東名・大泉側シールド/関東整備局ら
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【南行トンネル施工=清水建設・熊谷組・東急建設・竹中土木・鴻池組JV/北行トンネル施工=大成建設・安藤ハザマ・五洋建設・飛島建設・大豊建設JV】
関東地方整備局とNEXCO東日本、中日本は、東京外かく環状道路関越~東名区間のうち、大泉ジャンクション(JCT)側から本線トンネルを掘り進むシールドマシンを、2019年1月26日に発進する。
今回本格始動する外径15.8m、延長約7㎞の本線トンネル大泉南工事は、南行トンネルを清水建設・熊谷組・東急建設・竹中土木・鴻池組JV、北行トンネルを大成建設・安藤ハザマ・五洋建設・飛島建設・大豊建設JVが施工する。
外環関越~東名区間は、40m以深の大深度地下に延長約16.2㎞のシールドトンネル2本を構築する。東名JCTから北に向かう北行トンネルと、大泉JCTから南に向かう南行トンネルはそれぞれ、南北両端の立坑から掘削して井の頭通り付近の地中で接続する。開通時期は未定で、全体の進捗を精査しながら今後見極めていくという。
既に掘進を開始している延長約9.2㎞の本線トンネル東名北工事は、南行トンネルを鹿島・前田建設・三井住友建設・鉄建建設・西武建設JV、北行トンネルを大林組・西松建設・戸田建設・佐藤工業・錢高組JVが担当している。
関東整備局などは21日、同区間の事業連絡調整会議を都内で開き、最新の進捗状況などを確認、共有した。
用地取得は11月末現在、件数ベースで84%となっているが、残りが358件と依然として厳しい状況が続いている。その多くは青梅街道IC付近の用地で、引き続き地道に交渉していく方針だ。
また、シールド工事が進行している東名JCT周辺の野川水面で、5月から7月にかけて漏気が確認されたことを報告。有識者により、周辺環境に影響しないことを確認済みという。
この事象については、シールド掘進時に使う空気の一部が、北多摩層まで到達している人工的な穴のすき間を通って上昇し、地上に漏出するメカニズムであることが判明。北多摩層の施工エリアについては、通常の起泡剤を使用しない掘進方法に変更した。このほかの地層においても、地質状況に応じて添加剤や圧力を調整しながら、安全に掘進していくという。
残り50%掲載日: 2018年12月25日 | presented by 建設通信新聞