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SEP型多目的起重機船が完成/五洋建設/母港は北九州港
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>五洋建設は、建造を進めてきたSEP型多目的起重機船「CP-8001」=写真=が完成したと発表した。母港を北九州港とすることを決めた。
CP-8001は、800t吊り全旋回式クレーン搭載のSEP型多目的起重機船で、船体の全長は約73m、全幅が40m、喫水が約4mで、居住人数は最大120人となっている。気象・海象が厳しい海域でも安全性・稼働率・精度の高いクレーン作業が可能。大型海洋構造物の設置や10メガワット級の風車設置に対応できる。
GustoMSC社の最新型連続式油圧ジャッキシステムを搭載し、水深30mの大水深での作業が可能(長尺レグを搭載した場合は水深50m)となっている。自社保有の自航式多目的起重機船「CP-5001」を併用すれば、運搬、設置などの一連作業を効率的に実施できる。
基本設計はオランダのGustoMSC社、建造をジャパンマリンユナイテッドが担当した。2018年12月10日に引き渡しを受け、洋上風力発電施設の設置工事や港湾工事に向けた習熟訓練を日本近海で済ませた。
残り50%掲載日: 2019年1月9日 | presented by 建設通信新聞