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三菱地所設計/BIM連携ツール開発/設計を効率化、MRも活用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>三菱地所設計は、BIMをより身近なものとするため、汎用性が高いマイクロソフト「Excel」とオートデスク「Revit」との連携ツールを自社で開発した。設計から運用管理に関わるすべてのステークホルダーに親和性が高く、環境を大きく変えることなく情報連携することを可能とした。MR(複合現実)による熱流体シミュレーションとの情報連携も可能としており、さらに先進的なビジュアライゼーション技術への 展開と将来を見据えた実用的な機能開発に取り組む考えだ。
自社のBIM活用ポリシーに基づき、建物の企画から運用まですべてのフェーズで有用な情報に汎用性・柔軟性を持たせるための連携ツールとなる「Excelマザーデータ」を開発。設計業務を飛躍的に効率化させるとともに、情報連携の核にExcelを組み込むことでフロントローディングのストレスを軽減させた。汎用性が高いソフトを利用するため、環境を大きく変えることなく情報連携が可能となり、従来のプロセスの延長線上にあるBIMを実現した。
また、アドバンスドナレッジ研究所と共同開発しているMRは、その特徴を生かし、設計から運用に至るまで幅広く活用できることに着目。実用的な機能の開発に取り組んでいる。
今後、BIMは2019年度に試運用と調整および応用範囲の拡大を図る。20年度からプロジェクトに展開する。MRは19年度に 標準機能の拡充とゲーミフィケーション、20年度に試運用と調整応用範囲の拡大、機能強化を進め、21年度以降に両開発技術を融合させ、外部展開を目指す。
残り50%掲載日: 2019年1月23日 | presented by 建設通信新聞