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  • 林業の課題解決が宇宙で有用/架線集材システムを無人・自動化/熊谷組らJAXAと共同研究

     熊谷組は、架線集材システムの無人化・自動化を通じて、林業と宇宙探査に共通する課題の解決に取り組む。戦後植林された人工林の多くが伐採期を迎える一方、林業従事者の高齢化や後継者不足などの課題を抱える中、同社の無人化施工技術を架線集材に取り入れることで集材の省力化・自動化を実現し、作業環境の改善と生産性向上を図る。こうした効率的な架線集材システムは、複雑な地形に加え過酷な環境下にある月面での構造物や資材の運搬・設置などの作業にも有用であり、将来的に月面有人拠点による資源採取などの定点活動が実現すれば「繰り返し行われる運搬作業を安定して実施するための非常に大きな力になる」(北原成郎土木事業本部ICT推進室長)としている。

     

     「林業機械システムの自動化による省力化の研究(林業機械システムの月面での運用)」として、住友林業、光洋機械産業、加藤製作所とともに宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブの研究提案募集で採択されたもので、JAXAとは2018年12月12日付で共同研究契約を締結している。契約期間は20年3月まで。

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    掲載日: 2019年1月30日 | presented by 建設通信新聞

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