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  • カナツ技建ら/橋台と橋脚の3D計測/出来形管理を試行

     カナツ技建工業と福井コンピュータ、ライカジオシステムズ、山陽測器は、国土交通省の「施工現場の労働生産性を飛躍的に向上するための革新的技術導入・活用に関するプロジェクト」に採択された「コンクリート構造物(橋台・橋脚)の出来形管理等を図る技術」を試行した。

     

     試行現場は、「静間仁摩道路大国高架橋外下部工事」(発注者=国土交通省中国地方整備局)。地上型レーザースキャナーを搭載したトータルステーション(TS)で橋台と橋脚を3次元計測し、点群と隅角部の3次元座標を取得して杭頭と躯体の出来形管理に使用した。設計と出来形の対比が可能で、データ上の任意の位置を指定して寸法を計測できるほか、厚さや長さなどの測定も可能になる。3次元設計データと完成データの座標値を比較して出来形管理に活用することも想定される。データを次の工程に引き継いだり、維持管理に活用できる。

     

     2018年12月に2回、データ取得した。この結果、現場での出来形測定作業時間が従来より短縮できたほか、現場計測作業の安全性が向上し、計測結果を出来形管理値に使用できることを確認した。

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    掲載日: 2019年2月1日 | presented by 建設通信新聞

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