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ゼネコン大手5社/20年4月新卒採用、2社が増加予定/19年春総数は2年ぶり増加
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>ゼネコン大手5社に今春入社予定の新卒者数は合計1370人となり、2年ぶりに増加することが分かった。全体の約85%に当たる1161人が技術系社員。今後採用活動が本格化する20年4月入社の採用予定者数は5社のうち大成建設と竹中工務店が増加、鹿島が減少となる見通しだ。=1面参照
日刊建設工業新聞社が1月17日~2月8日に実施した「採用・人材戦略に関するアンケート」によると、5社のうち今春の新卒採用数が前年実績を上回る見通しなのは大成建設、清水建設、鹿島の3社だった。
採用数は大成建設265人(14人増)清水建設336人(51人増)、鹿島247人(18人増)となっている。清水建設は2013年春採用から6年連続の増加で、5社の中で唯一の300人台となった。大林組は276人(4人減)、竹中工務店は246人(1人減)だった。
20年4月の採用予定は3社が回答し、鹿島229人、大成建設316人、竹中工務店255人。3社のうち増加を見込む大成建設は「中長期の要員計画による」(コーポレート・コミュニケーション部広報室)としている。同じく増加を見込む竹中工務店は「人員計画による」(人事室能力開発部)と回答。横ばいの鹿島は「社員の年齢構成バランスを考慮し、世代間の技術の継承を円滑に行うため、採用数を変動させずに一定で継続している」(広報室)とした。
20年4月の採用数が「未定」なのは大林組と清水建設の2社。連結ベースの売上高が高水準で推移している大林組は、「経営状況を勘案して決めるが大きく増減しない」(コーポレート・コミュニケーション室)と回答。清水建設は「経営方針などをベースに将来の事業量、従業員数、あるべき戦力構成などを踏まえて決める」(コーポレート・コミュニケーション部)としている。
残り50%掲載日: 2019年2月13日 | presented by 日刊建設工業新聞