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日建連・けんせつ小町活躍推進表彰/最優秀賞に中部整備局愛知国道「チーム“愛”」
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本建設業連合会(山内隆司会長)は4日、第4回「けんせつ小町活躍推進表彰」の受賞者を公表した。今回は30社・団体から91件の応募があり、選考委員会による審査の結果、最優秀賞1件、優秀賞3件、トップランナー賞1件、特別賞5件の計10件を選出した。最優秀賞には、国土交通省中部地方整備局愛知国道事務所の「けんせつ小町・チーム“愛”」が輝いた=写真。行政機関の受賞は初めて。建設、設計会社や国、地方自治体で働く女性技術者による勉強会など、産官の垣根を越えた横断的な活動が評価された。表彰式・受賞活動発表会は、5月8日に東京都千代田区の経団連会館で開く。
日建連は建設業での女性活躍の顕彰によって、小町が活躍しやすい職場環境の実現や働き方改革、業界のイメージアップを図るため、2016年から表彰を実施している。
今回は、17年12月から18年11月までの活動を対象に、作業所、内勤部署の職場単位、個人、職場横断的なグループなどでの取り組みを募り、成果の大きさや汎用性・応用性、先進性・独創性に着目して、受賞者を決めた。非会員からの応募は4件あった。個人の取り組みを表彰するトップランナー賞は2年ぶりに贈られる。
日建連は応募内容の傾向について、「表彰の回数を重ねるごとにダイバーシティーを意識した取り組み、横断的な取り組みなど、働き方改革や建設業のイメージアップを意識した活動が増えてきている」としている。
優秀賞などは次のとおり((1)応募者(2)活動概要)。
〈優秀賞〉
▽“町を元気に!”地域の活性化とCSR活動=(1)鹿島(2)小町の活動を通し、帰町された住民が安心して生活を送るため、居住エリアにおける生活環境の向上。
▽熊谷組×大妻女子大学 女子大生が考えた仮囲いを実現=(1)熊谷組(2)女子大生の感性でつくり上げた仮囲いデザインを実際の現場で実現し、多くの世代に向けて建設業の魅力を発信。
▽ICTチーム(日本)とBIM/CIMグループ(シンガポール)=(1)五洋建設(2)性別・国籍・言語・職種にとらわれず、さまざま個性を持つ職員が活躍できる環境での技術開発への取り組み。
〈トップランナー賞〉
▽竹迫由美子国際支店営業部長=(1)清水建設(2)米国の専門資格を取得するなど、建設会社では少数派の文系女性のロールモデルとして活躍。
〈特別賞〉
▽女性の活躍は当たり前!世界一のこまちチーム『ATG54』=(1)竹中工務店(2)都心一等地での大規模・大人数・長期間の工事という特色を生かした大胆な取り組みに挑戦。
▽晴海プラチナ会結成による会社の枠を超えた仲間づくり=(1)東急建設、長谷工コーポレーション、前田建設工業、三井住友建設(2)4社で働く女性陣で会社、現場横断の取り組みを展開することによる、男性にも働きやすい環境・雰囲気づくり。
▽HACHIガール~魅せる現場づくり~=(1)三井住友建設(2)『見られる現場から魅せる現場』をコンセプトにした、季節ごとのイベント計画、建設現場のイメージアップ、働きやすい職場づくり。
▽“女性活躍ステージ”からの現場働き方改革=(1)同(2)煩雑な現場の周辺業務を集約して行う部署であるインフィルグループが「現場生産性の向上」と「顧客満足度の向上」に貢献する、普遍的・本質的な女性活躍ステージを創造。
▽平成29年度名二環春田6高架橋中下部工事作業所=(1)若築建設(2)女性技術者が現場代理人従事中に妊娠したが、本人の意志、希望により妊婦でも現場管理ができるよう工夫し、職務を継続して工事完成まで従事。
残り50%掲載日: 2019年3月5日 | presented by 建設通信新聞