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  • ソルティスター日本ミクロン/金属製品対応RFID/クラウドまで一気通貫

     ソルティスター(長野県塩尻市)と日本ミクロン(長野県岡谷市)は、金属対応のUHF帯電子タグとクラウドが連携した『SmaCoクラウド』の販売を始めた。日本ミクロンの金属対応電子タグ『SmaCo』、ソルティスターのクラウドシステム『SALTYSTER』、データを読み取り・書き込みできるリーダ/ライター端末をセットにしたクラウドまで一気通貫のRFID(電波個体識別)システムとなる。建設資材など金属製品の棚卸しや工場のトレーサビリティーの業務時間を従来の10分の1に短縮できる。

     

     従来のRFIDは金属製品に電子タグを付けると電波が反射してしまい、非接触でのデータの読み書きが難しかった。SmaCoクラウドは、電子タグを金属面に貼り付けてもデータをクラウドまでつなげることができるのが特徴。建設機材など金属製品の棚卸しにも活用されている。工場の製造過程でも、製品に電子タグを貼り付けることで製造工程や原材料、仕入れ先などの情報を読み書きし、大きな工数を割くことなくIoT(モノのインターネット)トレーサビリティーを実現する。

     

     電子タグはリース製品となるが、利用シーンに合わせて通信感度を高める微調整に対応し、通信状態の良い環境で利用できる。パソコンにソフトをインストールするだけで製品が手元に届いたその日から利用可能だ。1カ月限定のトライアル版もあり、本格導入前に試行できる。

     

     既に建材機器のレンタル会社が倉庫の棚卸しと入出庫の管理に導入している。倉庫内や入出庫場所でリーダ/ライター端末を用いて在庫確認し、棚卸しの作業時間が従来の10分の1に短縮されたという。利用料金は、タグの枚数などに応じて月額9万8000円から設定している。

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    掲載日: 2019年3月11日 | presented by 建設通信新聞

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