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  • トプコン・オートデスク/戦略的パートナーシップ契約締結/両社製品パッケージ化

    【3Dデータ 一気通貫利用】

     

     トプコンとオートデスクは、建設・土木分野の生産性向上による働き方改革の実現に向けて戦略的パートナーシップ契約を締結した。両社の製品をパッケージとしてワンストップで提供し、測量から設計、施工、検査など一連の建設生産プロセスで、3次元データの一気通貫の利用を推進する。トレーニングプログラムも提供することで、中小規模の企業の業務のデジタル化も支援する。

     

     今回、両社はインディペンデント・ソフトウェア・ベンダーバンドル契約を締結した。両社のハードやソフト、クラウドサービスを一体化し、トプコンの販売網を通じて提供する。これまでの両社の実績を基に3次元データの一気通貫の実務適用を支援する新たなトレーニングプログラムも開発。トプコンのトレーニングセンターなどを通じて提供する。

     

     ワンストップソリューションの提供により、設計データと施工現場でのデータ連動のギャップ解決や設計変更などのタイムリーな共有を実現し、業務全般の生産性向上につなげる。

     

     国内初の本格実用事例として、矢作建設工業はトプコンのレイアウトナビゲーターと、オートデスクの建設・土木分野向けソフトウェア群やクラウドベースの建設プロジェクト管理プラットフォームなどを適用し、墨出し作業を実施。3000カ所以上の墨出しが必要な現場で、これまで3人必要だった墨出し作業が1人で済み、1カ所当たりの作業時間も30秒で完了した。施工図をRevitで作成することで、これまで別途作成していた2次元の施工図面も不要となった。

     

     12日に会見したトプコンの江藤隆志取締役常務執行役員スマートインフラ事業本部長兼経営企画本部長は「BIMやCIMは現場との連携でまだ課題がある。今回の提携でそこを解決したい」と述べた。オートデスクの織田浩義社長は 「両社の提携は企業の規模を問わず効果を享受できる」と話した。

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    掲載日: 2019年3月13日 | presented by 建設通信新聞

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