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  • 西松建設 米ベンチャーとPOC契約/AI活用効果を検証/自社社宅にキャスパー導入

     西松建設は、米国のAI(人工知能)開発ベンチャー企業である「Brain of Things(BoT社)」(カリフォルニア州、アシュトシュ・サクセナCEO)と、AIを活用した事業展開に向けて、POC(概念実証)契約を結んだ。契約締結日は2月20日。

     

     西松建設は、自社の社宅にBoT社が開発した住宅向けAI「CASPAR(キャスパー)」を導入し、実生活への効果や効用について技術的な観点から検証を深め、今後の事業展開への施策を講じる。また、技術者集団であるBoT社と協力体制を築き、一般住宅以外でのキャスパー導入の可能性も検討するとともに、世界標準のパートナーとなるため、建築設計・施工ノウハウの蓄積を進める予定だ。

     

     キャスパーは、住居内に設置した音声、映像、動作、振動、温度、湿度、照度、紫外線などを測定できるセンサーから、人がどこにいて何をしようとしているのかをAIによって学習し、利用者に最適な生活環境をつくるシステム。最新のテクノロジーによって、いままで体験したことのない「快適な生活環境」を利用者に提供することが可能となる。

     

     西松建設は、AI搭載住宅や自立サポートのできる高齢者施設の需要が見込まれる中で、実験で得られたノウハウを生かし、AIスマートホームシステムの提供や、最適なハードづくりのエキスパートを目指していく。

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    掲載日: 2019年3月26日 | presented by 建設通信新聞

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