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大林道路、大煌工業、極東開発/積載重量を車外表示/安全運行をサポート
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大林道路、大煌工業、極東開発工業の3社は、ダンプトラックのボディーにロードセル(計量装置)を搭載して積載物の重量表示を可能とした「スケールダンプ」を開発した=写真。積載重量を車両内外に表示することで、過積載の防止や定積載での安全運行をサポートする。5月以降に大林道路の現場でトライアル運行を実施し、夏ごろの販売開始を目指す。
スケールダンプは、ボディー下部の前方1カ所と後方2カ所に搭載したロードセルで積載物の重量を計測し、ボディー上部の外部表示計とキャブ内の表示計にデジタル表示する。積載量を目視できるようにすることで、定積載を守りつつ車両の積載能力を最大限有効に活用でき、安全かつ効率的なオペレーションを実現。車両ごとの稼働率を向上し余剰な運行台数を削減できるほか、過積載に起因する道路の損傷の減少や通常外の車両劣化の防止にも貢献し、環境負荷の低減も期待できる。
計測は低速走行時(時速5―8㎞)でも可能で、ロードカッターによる積み込み作業などにも対応している。
同製品は、大型ダンプトラックの最も一般的な車型である10t車を当初の販売対象としており、その他の車型への展開は10t車での動向を見て検討する。また、新車だけでなく、条件を満たせば既存車両への後付けも可能となっている。
今後、大林道路の現場でのトライアル運行を通じた製品のブラッシュアップを経て、夏ごろの正式発売を予定している。販売目標台数は年間300台。
残り50%掲載日: 2019年3月27日 | presented by 建設通信新聞