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  • バッファロー大空間通信を円滑化/過酷な条件克服、出荷管理

     工場など大空間の通信環境の構築に、バッファローの無線LANアクセスポイントサービスが貢献している。三井住友建設グループのSMCプレコンクリート茨城工場に構築した最新のプレキャスト(PCa)部材管理システムに同社製品が導入された。粉じんが入り混じる工場内や屋外など通信機器にとって過酷な条件が伴う大空間で、Wi-Fiによる円滑な通信環境を可能にした。

     

     三井住友建設は、PCa製品に貼り付けたRFID(電波個体識別)タグをスマートフォン一体型リーダーで読み取ることで、その製品情報をチェックしながら、少人数で確実に出荷管理が可能な出荷工程管理システム「PATRAC-DL(DeLivery)」を茨城工場に導入した。現場担当者がスマートデバイスで情報を確認するほか、Wi-Fi経由でデータをサーバーに送り、工場内で一括管理できる。

     

     同工場は、通信環境を構築するに当たり、 「4ha以上の工場施設内をカバーできる通信距離」「機器設定とネットワーク管理の容易さ」「導入におけるコスト障壁の低さ」の3つを基本条件にWi-Fi環境を見直した結果、 バッファロー製品を採用した。

     

     また、半屋外エリアに耐環境性能モデルの無線LANアクセスポイント『WAPM-1266WDPR』を採用。離れた拠点を無線でつなぐ「リピーター機能(WDS)」に対応し、積み込みヤードと工場の無線通信を可能にした。1本のLANケーブルでデータ通信と電力供給を行えるPoEも採用し、施工の容易さとコスト低減を両立した。

     

     工場では屋内にある製造ラインから、半屋外となる検査ヤードへ、さらに屋外であるストックヤードへと製品が連続して移動するため、フレキシブルに対応できる通信環境や、夏場・冬場の動作保証温度の広さも重要になる。さらに、積み込みヤードと工場の拠点間通信も必要だったが、これらの条件を克服した。

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    掲載日: 2019年4月11日 | presented by 建設通信新聞

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