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コムシスHD/写真検査にAI活用/出来形チェックも視野
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>コムシスホールディングは、生産性の向上や多様な人材の確保を目的とする「ワークスタイルイノベーション」の一環として、通信建設工事における写真検査業務へのAI(人工知能)活用に向け、システム開発に着手した。日刊建設通信新聞社の取材に応じた加賀谷卓社長は「AIやパターン認識などの技術を使えば、写真自体の良しあしの判断を自動化できる」と述べ、早期の実用化を目指す考えを示した。
現在は、たくさんの現場から施工個所の写真が写真検査センターに送信・集約され、担当者がまず始めにピントやアングルに不具合がないかなどをチェックし、その後出来形を検査している。
センターから施工現場に写真の撮り直しの指示がいくまでには、どうしてもタイムラグが生じるため、施工担当者は現場で待たなければならない。ときには、写真を撮り直すためだけに現場に戻るケースもあるという。
AIを活用したシステムが完成すれば、写真を撮った瞬間に不具合の有無が分かり、休日や時間外でセンターの担当者が不在であっても、検査に耐え得る写真かどうかが判別できる。加賀谷社長は「これくらいであれば、すぐにでもできる」とし、既に次のステップを構想している。
残り50%掲載日: 2017年12月13日 | presented by 建設通信新聞