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  • 2再開発で都計素案/首都高地下化の日本橋エリア/東京都が今秋決定へ

     首都高速道路の地下化計画がある東京都中央区の日本橋エリアで、「八重洲一丁目北」「日本橋室町一丁目」両地区の再開発事業の都市計画素案がまとまった。両地区とも再開発施設の地下部分に首都高を整備する計画で、東京都が秋にも都市計画決定する見通しだ。【八重洲1北18万㎡/室町1は11万㎡ 】

     

    ◆八重洲一丁目北地区

     

     日本橋川の南側でJR東京駅に近い八重洲1丁目地内の約1.6haでは、八重洲一丁目北地区再開発準備組合が、総延べ18万1500㎡の再開発施設を計画している。永代通りや外堀通り、日本橋川に面した敷地を南北2街区に分けて開発する予定で、25年度の着工、35年度の竣工を想定している。事業協力者は東京建物と大成建設で、コンサルタントとして日本設計が参画している。

     

     永代通り沿いの南街区には、地下5階地上45階建て延べ約18万0500㎡、高さ235mの施設を建設する。低層階に「高度金融人材サポート施設」や店舗などを配置し、中層階をホテル、上層階が事務所となる。一方、地下に首都高の整備空間を確保する日本橋川沿いの北街区には、地下1階地上2階建て延べ約1000㎡の店舗や交流広場などを整備する計画だ。

     

    ◆日本橋室町一丁目地区

     

     日本橋の北側では、日本橋室町一丁目地区市街地再開発準備組合が、総延べ11万6950㎡の再開発施設を計画している。対象地は、日本橋室町1-5の一部、6、8の約1.1ha。中央通りや日本橋川に面した敷地を、A-Dの街区に分けて開発する。22年度に着工し、A街区は26年度の竣工、B-D街区は28年度以降の完成を目指す。事業協力者は三井不動産と清水建設、コンサルタントは日建設計が担当している。

     

     このうちA街区には、地下4階地上36階建て延べ約11万4500㎡、高さ180mの施設を建設する。低層階に店舗やライフサイエンス産業支援施設、中層階をオフィス、上層階に国際水準の住戸約100戸を配置する計画だ。敷地南側で日本橋川沿いに位置するB-D街区は、3階建て3棟総延べ2450㎡の店舗施設などを整備する計画で、地下の一部が首都高の整備空間となる。

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    掲載日: 2019年4月25日 | presented by 建設通信新聞

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