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  • パスコ/ドローン搭載レーザースキャナー販売/i-Con業務高度化

     パスコは、陸上と水底を同時に3次元計測できる国内初のドローン搭載型グリーンレーザースキャナーの販売と操縦・計測作業の支援、データマネジメント用ソフトウェアの提供、3次元データの加工・解析サービスなどをトータルに支援する測量サービス事業を2019年度から本格的に開始する。従来の有人航空機搭載型のグリーンレーザースキャナーに比べ、ドローン搭載型は高密度な点群の取得ができ、より詳細な3次元モデルを作成することが可能となる。昨今の気候変動に伴い、短時間の強雨や大雨の発生頻度が増加傾向にある中で、同社は河川管理業務やi-Construction関連業務での効率化・高精度化、また自然災害発生時の現状把握や国土強靱化につながるインフラ維持管理など多方面での活用を推進していく。

     

     このドローン搭載型グリーンレーザースキャナー「TDOT GREEN」は、パスコとアミューズワンセルフ(大阪市、佐野ひかる社長)が国土交通省の「革新的河川管理プロジェクト」に開発チームとして参加して共同研究し、2月に実用化に成功した。積載可能重量が3㎏以上のドローンであれば機種を選ばずに運用ができ、上空から地上・水底の3次元形状を面的に測量できる。

     

     パスコは、開発元となるアミューズワンセルフから3月に同スキャナーの販売権を取得。スキャナーの販売を開始するとともに、ドローンパイロットの育成支援や計測作業支援、各種ソフトウェアの提供、3次元データのマネジメントや活用コンサルティングといったサービスを展開する。

     

     さらに航空機搭載型のグリーンレーザースキャナーや地上レーザースキャナー、車両搭載型のレーザースキャナー、船舶に搭載するナローマルチソナーなどの計測手法と融合してシームレスな3次元データの計測から活用までを支援していく考えだ。

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    掲載日: 2019年4月26日 | presented by 建設通信新聞

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