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三井住建道路/高耐久舗装試験施工/重荷重対応を確認
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>三井住建道路は、NEXCO中日本が管理する長野県塩尻市のみどり湖パーキングエリアで高耐久特殊樹脂アスファルト舗装「ハイパーアスコン」を試験施工し、耐久性や耐油性を確認した。同社は、2017年10月の試験開始から1年半が経過しても良好な路面を維持し十分な性能があると確認できたため、実用可能な重荷重対応の舗装として物流センターや工場、重交通路線などに幅広く使用していくとしている。
同試験では、耐久性・耐油性に優れサービスエリアなどで一般的に使用されている半たわみ性舗装と、ハイパーアスコンを大型車駐車スペースに施工し、同条件下で比較検証することで大型車による長時間の静止荷重や油漏れなどによる耐油性を評価した。その結果、ハイパーアスコンは、施工から1年半後でも半たわみ性舗装と同等な路面を保ち、静止荷重によるわだちやタイヤのねじりにおける骨材飛散、油漏れによるアスファルトの軟化も生じず、良好な路面を維持していることを確認した。
ハイパーアスコンの施工方法は通常のアスファルト舗装と同じで、セメントミルクの充填が必要な半たわみ性舗装と比べて工程を最大60%程度短縮できる。また、通常のアスファルト混合物の作成時に特殊樹脂を添加するだけで製造できるため、製造プラントを選ばずミニマムな出荷にも対応可能となっている。
残り50%掲載日: 2019年5月10日 | presented by 建設通信新聞