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連結売上高/初の2兆円超え/大林組決算手持ち工事 順調に進捗
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大林組の2019年3月期決算は、連結の売上高が前期比7.3%増の2兆0396億8500万円となり、初めて2兆円を超えた。手持ち工事が順調に進捗したことが主な要因。20年3月期も0.5%減の2兆0300億円と、2年連続の2兆円台を見込む。
売上高の内訳は、建築が9.8%増の1兆5352億7100万円、土木が2.9%減の4102億4200万円、不動産事業その他合計が18.1%増の941億7000万円。海外事業では米国子会社ウェブコーや、タイ大林の建築で売上高が大幅に増加した。不動産事業も好調に推移した。
利益面では、単体の完成工事総利益(工事粗利)率は、建築が0.4ポイント減の12.2%、土木が0.9ポイント増の18.1%で、合計は0.1ポイント減の13.5%を確保。連結の営業利益は12.8%増の1554億8000万円、経常利益は13.3%増の1630億5400万円、純利益は22.1%増の1131億5500万円と、いずれも2桁増となった。
18年3月期から始動した5カ年の中期経営計画では、最終年度の22年3月期の目標に連結売上高2兆円程度、営業利益1500億円程度、純利益1000億円程度を掲げており、早くもその水準に到達した格好だ。
残り50%掲載日: 2019年5月14日 | presented by 建設通信新聞