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  • 情報通信設備工事大手3社/19年3月期決算/全社が増収営業増益

     情報通信設備工事大手3社の2019年3月期決算が14日に出そろった。コムシスホールディングス(HD)、協和エクシオ、ミライト・ホールディングスの3社が昨年、複数の通信設備工事会社などを傘下に収めたことから事業規模が拡大。全社が連結ベースで増収営業増益を記録した。業績の先行指標となる受注高(連結ベース)も大幅に増加した。20年3月期の業績は、モバイルキャリアの関連工事などを見込み全社が増収営業増益を予想する。

     

    情報通信設備工事大手3社の19年3月期連結決算

     

     売上高は、経営統合により事業規模が拡大したことなどから3社とも大幅に増加した。経営統合以前の連結ベースでも全社が増収を記録。コムシスHDは、国土強靱(きょうじん)化施策やインフラ老朽化対策といった土木関連工事や、太陽光発電設備工事をはじめとした再生可能エネルギー関連の工事が堅調だった。ミライトHDも大型メガソーラー工事が順調に進捗(しんちょく)したことで増収となった。

     

     営業利益も全社が増加した。経営統合前の連結ベースで見ると、増収に加え業務効率化の施策などが奏功し3社とも増加した。

     

     受注高も事業規模の拡大に伴い全社が増加。統合前の連結ベースでコムシスHDと協和エクシオの2社が前年度を上回った。ミライトHDは、18年3月期に大型メガソーラー発電設備を受注した反動から減少した。

     

     20年3月期の通期見通しは、4Gの新周波数帯工事が依然として堅調なことに加え、ICT(情報通信技術)、IoT(モノのインターネット)関連需要の高まりによるインフラ整備などが見込まれ、全社が増収営業増益を見込む。

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    掲載日: 2019年5月15日 | presented by 日刊建設工業新聞

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