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国交省/栃木県足利市で水防演習実施/関東整備局のドローン運用チーム初参加
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は栃木県足利市で18日に行われた水防演習で、ドローン(小型無人機)を利用した河川管理を実演した。関東地方整備局が設置した専門の運用チーム「関東リバースカイアイ」が演習に初参加。豪雨で越水するまでを想定し、河川の偵察やレーザースキャナー計測の様子などを披露した。
これまで目視が中心だった河川の巡視・点検に高性能ドローンを導入し、業務の高度化を図る。同日の訓練には、研修を終えた関東整備局のドローンパイロットらが参加。最新技術を導入した河川管理を実践した。
国交省の工藤彰三政務官は「ドローンなど災害の情報収集には最新の科学技術をすぐに取り入れることが大切だ」と指摘、国交省全体で技術活用を急ぐとした。演習でドローンを操縦したパイロットの1人は「訓練する場所探しなど苦労もあったが、これまでの成果が出せたと考えている」と語った。
関東整備局は河川管理業務に使用する高性能ドローンを調達するため、WTO政府調達協定対象の入札契約手続きに入っている。陸上・水中レーザードローン11セットなどを一括調達し、北海道開発局と各地方整備局に配備する予定だ。
残り50%掲載日: 2019年5月21日 | presented by 日刊建設工業新聞