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JR東海・金子慎社長/リニアの27年開業への影響懸念/一部工区の進捗に遅れ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>JR東海の金子慎社長は30日に東京都内で記者会見し、リニア中央新幹線建設事業の現状を説明した。南アルプストンネルの掘削に伴う環境対策を巡り、地元協議の影響などで一部の工区の進捗(しんちょく)が遅れていることで「この状態が続けば、(2027年の品川~名古屋の)開業に影響を及ぼしかねないと懸念している」と述べた。
静岡県をはじめ関係機関との協議が続いており、一部工区は掘削の準備工事の段階にある。開業を考慮した掘削開始の期限は明言しなかったものの、「(着手が)遅くなれば大車輪で取り返さないと。何が起こるか分からず、余裕の幅が少なくなると心配している」と先行きを危惧した。
毎年度の建設費については「昨年よりは今年、今年よりは来年の支払額が多くなる。(事業を)全力で進める姿勢でいる限り、しばらくは増えていく」との見通しを示した。
残り50%掲載日: 2019年5月31日 | presented by 日刊建設工業新聞