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  • ジョンソンコントロールズ/クラウドでビル設備データ解析/JEM2.0販売開始

     ジョンソンコントロールズインターナショナルは、オープンで拡張性の高い包括的分析プラットフォームの「JEM(ジョンソンコントロールズエンタープライズマネジメント)2.0」の販売を始めた。JEM2.0はクラウドベースで汎用性を備え、1つの画面からビル内のあらゆる設備を先見的な手法で管理できる。同社は、IoT(モノのインターネット)市場での技術や商品開発のトップ企業を表彰する「インダストリアルIoT・イノベーター・オブ・ザ・イヤー2019」に選ばれた。

     

     JEMはエネルギー、資産、利用者、テナントへの課金を管理するシステム。AI(人工知能)や機械学習技術を活用し、企業の建物に関するあらゆるデータを予測分析することで、経費削減や運営の効率化につなげる。

     

     JEM2.0には、▽水や電力、炭素量などエネルギー使用データを分析、管理し、使用状況を予測して、状況に応じて動作を調整▽データからビル空間と居室の利用状況を把握し、使われていないスペースの発見や会議室のオーバーブッキングの発生原因の究明▽拠点ごとの電気・ガス・水道などの利用量や人的サービス、廃棄物管理などの空間・インフラサービスの支出に関連する収支の管理▽FDD(不具合検知)を活用した資産運用管理アプリによって、ビルのあらゆる情報を管理者が常に把握--などの機能を追加した。

     

     同社では、事前に予測した情報をもとに、顧客の状況に応じて、効率的な方法で高度なソリューションを提供できるようになったとしている。また、JEMをデジタルトランスフォーメーションの起点とし、現在と未来のビルのニーズに確実に対応し、あらゆる規模のビルやグローバル展開企業のビルのニーズにも応えられる拡張性を備えたという。ビル利用者や従業員が室内環境状況を把握し、制御するためのアプリケーションも支援する。

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    掲載日: 2019年6月7日 | presented by 建設通信新聞

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