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ナブテスコ/自動ドアが動線検知/開閉削減で室内環境改善
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>ナブテスコが販売する自動ドア装置「NATRUS+e(ナトラスプラスイー)」が順調に売り上げを伸ばしている。2017年から展開する安全性を追求した新型駆動装置「NATRUS」にベクトルコントローラーを追加し、人の動きを読み取り開閉を制御することを可能とした製品。18年10月末の販売開始から19年6月末までで当初見込みを上回る600台超の販売実績を達成している。
「NATRUS+e」は、人の動線をセンサーで検知し、通る人にだけ開くようドアの開閉を制御する機能を備えた自動ドア。 無駄な開閉や不要開放時間を削減することができるため、 空調効率の向上や室内環境の改善に貢献する。
無駄な開閉の抑制にはタッチ式自動ドアが主流だが、車いす利用者などにとってはタッチ操作が負担となる場合もある。 同製品は動線検知でドアを開閉するためタッチ操作が不要でバリアフリー性に優れ、 国土交通省の「バリアフリー整備ガイドライン(旅客施設編)(H30改正)」にも適合した製品となっている。
既存の「NATRUS」にベクトルコントローラーを追加することで実装できるため、新設だけでなく更新ニーズにも対応している。これまでの実績は更新での導入が比較的多く、後藤田純住環境カンパニー国内営業部長は「不良開閉などの困りごとを抱えているオーナーに、トラブルの解決手段として反響をいただいている。ビフォー・アフターの両方を知ってもらうことで効果を分かってもらえる商品だ」と語る。
森洋子同開発営業課主任は、「当社は『未来の当たり前』をつくっていくという意気込みで商品開発に当たっており、当製品も将来のスタンダードとなるものと考えている。多くの人に効果を知ってもらい、動線検知などの機能を当たり前のものとしていきたい」とさらなる営業展開への意気込みを示した。
残り50%掲載日: 2019年7月25日 | presented by 建設通信新聞